パキスタン → インド 国境越え
- Daishi Torihara
- 2017年8月6日
- 読了時間: 4分
仲良し3人組と別れた後、いよいよパキスタンからインドへの国境越えが始まります。
このときの時間は11時。
スタートはまず、このゲートから。
ゲートの脇に軍人さんがいるので、パスポートを見せます。
この軍人さん、持っていた小型カメラに興味深々だったので、写真を撮ってあげたら喜んでました。

パスポートを見せたら、バンが待っていたのでそのバンに乗り込みます。

300mほど進むと、検問があってパスポートと荷物のチェックを受けました。


今回のパキスタンからインドに抜けるルート
あまり日本人は通らないルートらしく
『どこから来たんだ??』
の質問に対して
『日本です。』
と答えるととても珍しそうな顔をされました。
検問を通過してさらに300mほど走ると
広場みたいなところに降ろされました。
運転手さんは
『ここで待っていると後で、トレインが来るからそれに乗って、イミグレーションまで行きなさい。』
とのこと。
しかし、辺りを見回しても線路らしきものは全くありません。
あるのは道路のみ。

いったいこんな場所にどうやって電車がくるんだろう…
と思いながら待つこと30分。
ついにトレインが…
きました。

トレインというから電車かと思っていたら、なんとそれはゴルフ場でコースを周ったりするときに乗るアレに近いものでした。
通称トレインに乗り込み走ること3分。
パキスタンのイミグレに着きました!!
っていうか、さっきの広場からイミグレ近過ぎ!!
30分待って2分しか乗らないとか
待ち時間より乗ってる時間の方がはるかに短いし!!笑
自力でも歩いて行けたわ!!
と思いつつもトレインを降りて、パキスタンのイミグレへ。

するとトレインを降りた瞬間、この広場にいきなり数人のおじさんがパラパラと現れて
『荷物持ってあげるよー。』
と言ってくれます。
『やっぱ、パキスタンの人は親切だな~。』
と思って荷物を持ってもらうと後で、バッチリお金を請求されるので、荷物を持ってもらうのはやめましょう!!
現地の人で荷物を持ってもらった人は後でお金を請求されて困っていました。
さて、広場を抜けるとオレンジ色の建物があるので、それがパキスタンのイミグレです。

中に入ると英語で『IMMIGRATION』と書かれたカウンターがあるので、そこで書類をもらって必要事項を記入します。

そして、審査官に渡して無事スタンプをもらうとパキスタン出国完了です!!

スタンプをもらった後は、こんな道路を徒歩でインド側に向かいます。

奥に小さく見える金の屋根の建物の辺りがインドです。
そして、いよいよパキスタンを出国する門に到着しました。

この門をくぐって50mほど歩くとインドです。

インドとパキスタンの境界にはインドの軍人さんがいて
パスポートをチェックしているので
指示に従ってパスポートを渡します。
軍人さんにパスポートの確認をしてもらってこの白い線をまたぐと

そこはもう
インドーーー!!!!!

インド側に入るとバスが待っていました。

麻薬捜査犬に荷物をクンクンしてもらいバスに乗り込みます。

そして、バスで走ること約3分。
インドのイミグレに到着。

中に入って、カウンターに行くと
こんな紙をもらうので必要事項を記入して審査官に渡します。

そして、審査官に渡すとインドの入国手続き完了です!!
こちらがインドのスタンプ。

そして、今度は税関で荷物の検査がありました。
しかし、この検査…
待ち時間がとても長い。
自分たちの前に一組だけ検査を受けていた家族がいたんですが、
その検査にかかった時間30分。

やっと自分たちの番になったので写真の検査台に荷物を置いて待っていると
荷物の検査の間、コップに入った水が運ばれてきて、おもてなし。
いいから早く検査進めてください。笑
こんなのんびりな所も、さすがインドって感じでした。
さて、そんなこんなでやっとインドの入国手続きが全て終わったときには時刻はすでに午後14時過ぎ。
噂では、インド、パキスタンの出入国は1時間程度と聞いていたのに、3時間かかりました。
アムリトサルの町まではここから約40分。
これからアムリトサルに行き、明日発の電車のチケットを予約して、宿を決めたあと、再びこの場所に18時までに戻ってこなくては、昨日同様、ワガボーダーのパレードに間に合いません。
果たして、ワガボーダーのパレード間に合うのか!?
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