最後の国、ベトナムへ!!
- Daishi Torihara
- 2017年1月3日
- 読了時間: 4分
夕方6時ルアンパバーン発の怪しいHI CLASSバスに揺られること13時間。
噂に聞くバスの横転もないまま夜は過ぎ、翌朝、7時前には霧の中にバスは泊まっていました。

この日の朝は小雨が降っていて、サンダルに半袖ハーフパンツだと結構寒くて、バスのドライバーはみんな焚き火で暖をとっていました。

『ここは、どこなの?』と聞くと、『ベトナムとラオスの国境だよ。』とのこと。
噂では、ラオスとベトナムの国境は通れる時間が決まっているので、国境が開くのを待ってから出発する様子。
それまで、ドライバーの皆さんは朝食をとります。
ラオスのご飯は、こんな感じ。

ここラオスでは、お米を手で食べる文化があって、写真のようにお皿に盛られたお米を手で握って棒のようにして食べます。
だから、箸があってもそれはおかずを取る時に使うだけで基本的にはお米を食べる時には使いません。
さて、朝食を食べ終えたらドライバーさん達はバスに乗り込み、出発です。

5分ほどでイミグレに到着しました。

ここラオスとベトナムの国境の名前はナムカン。

霧の中、ラオスのイミグレに入って出国スタンプをもらいます。
こちらが、ラオスのイミグレの建物。

中に入るとみんな列に並んでいました。
順番を待って、写真の窓のところでスタンプをもらいます。

順番を待って、無事に出国手続き完了。

パスポート左下の赤いスタンプがラオスの出国スタンプです。
ラオスのイミグレに両替所があったので、ここで両替しました。

日本円も両替してくれました。
ラオスのイミグレを通過したら、ベトナムのイミグレに向かいます。
ラオスとベトナムのイミグレの間は5分ぐらい。
ベトナム側の国境は、ティンティオ。
途中、ナムカン橋の上には、標識がありました。

ベトナム語は読めませんが、距離的にビンという街まで225kmみたいです。
しかし、目指すハノイはその倍の約450km。
まだまだ遠い道のりです。
そしてこの建物がベトナムのイミグレ。

ベトナム側のイミグレに入ると中は薄暗く、雨の影響もあってか
ジメッとしていました

心なしか、ラオスより軍人さんが多い印象。
そして、無事にベトナムのスタンプをもらい、この旅最後の国、ベトナムへ入国。

旅の終わりが近づいてきました。
ベトナムに無事に入国したら、またバスに乗り込みハノイを目指します。
ハノイまでは、ここから約12時間の旅。
普段は、5時間ぐらいで目がさめるのですが、こういう時の12時間というのは驚きで、何時間でも寝れるから不思議です。
そして、気がついたら、ハノイに着いていました!! このときの時刻は午後8時。
実に約26時間の旅でした。

バスターミナルには、自分のバス以外にも似たタイプのバスがたくさんバスが停まっていました。
預けていたバックパックを受け取って、バスを去ります。
さようなら、寝台バス。

さて、新しい街に着いた時に、まず考えるのが自分が今、一体どこにいるのか。
ハノイには、いくつかバスのターミナルはありますが、今回、自分が到着したのは、地球の歩き方にも載っていないバスターミナル。 名前はおそらくグラウンドウォーターバスターミナル。

写真がバスターミナル近くにあった看板です。中心部まで9kmと書いてありました。
今回、自分が降りたバスターミナルはハノイ駅の南。ハノイでも大きいバスターミナルの一つ、ザップパットバスターミナルのさらに南にあります。
ここからハノイ中心部までの行き方は、まずはバスで、ザップパットバスターミナルまで行き、その後、バスを乗り換えてハノイ駅を目指します。
そして、これがハノイ駅。

大きく『GA HA NOI』と書いてあります。『GA』とはベトナム語で駅のこと。
ハノイ駅に着くと、まずは本日の宿探し。
ハノイはベトナムでも有名な観光地の一つで、たくさんの外国人が訪れます。だから安い宿は空きがなくて、空いているのは高い宿ばっかり。
しかし、宿を探すこと約1時間。
見つけたのは、こちらの宿。

お値段は、15万ドン(800円)
宿が決まって安心したので、夜ご飯を食べに街の屋台へ繰り出しました。
きゅうりの漬物とチャーシュー丼のセットにビールをつけました。
隣に写っているのはベトナムビール333

チャーシュー丼は頼んでツユダクにしてもらったらメッチャおいしかったです!!
それでは、今日はこれでお休みなさーい!!
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