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仏陀の髪の毛はスゴイ!!

  • 執筆者の写真: Daishi Torihara
    Daishi Torihara
  • 2016年12月30日
  • 読了時間: 5分

夜行のバスに揺られること約10時間、ヤンゴンのアウンミンガラーバスターミナルに朝5時半に戻ってきました。

本日の目的地は、ここからバスで約4時間のチャイティーヨーです。

チャイティーヨーというとあまりピンとこないかもしれませんが、今にも崖から落ちそうな金色の岩がある寺院です。

この寺院は山の上にあるために、バスに揺られること約4時間、ふもとのキンプン(キンモン)という町に行きます。そして、そこからトラックに揺られて40分、チャイティヨーに着きます。

ターミナルでは、バスを探すと6時発のバスがあったので、チケットを購入します。値段は7000チャット、約800円でした。おじちゃんが朝から眠い目をこすってチケットを売ってくれます。


チケットを購入したらバスに乗り込みます。


12月はミャンマーで乾季に当たるためにたくさんの人がチャイティーヨーに巡礼にいきます。キンプンに着くと、たくさんの人がいました。

写真の人たちが向かっているのが、チャイティーヨーに向かうトラック乗り場です。

この屋根のある建物の下にチャイティーヨーに行くトラック停まっています。


チャイティヨーに向かう人はこのターミナルからトラックに乗って、山頂を目指します。トラックがたくさ停まっているので、どれに乗ったらいいか迷うかもしれませんが、どのトラックでも行き先は一緒なので、早く出発しそうなトラックに乗るといいと思います。


トラックでは、荷台を改造しただけのシートに一列7~8人腰かけてギュウギュウ詰めの状態で山道を登ります。もう定員オーバーだろうと思っていても、みんなガンガン乗ってくるので、座席はゆずりあってマナーを守って座りましょう。


トラックに乗るときには特にチケットなどは必要なく、代金は山頂に上がる途中でバスの中で「払います。値段は2000チャット、約200円。

山頂に上がると、写真のようなバスターミナルに降ろされます。

このターミナルは、山頂に上がってきた人と、これから巡礼を終えて帰る人達でごった返しています。


チャイティ―ヨーまでの参道には、たくさんの売り子さんがいます。この参道を歩いて5分ほどすると、外国人専用のカウンターがあり、外国人はここでチャイティーヨーの入場料20000チャット、2000円を払います。

(特にゲートのようなものはなかったのでスルーしようと思えば、ひょっとしたらスルーできたかもしれません。)


そこからさらに5分ほど歩くと金色のゲートがあります。ここがおそらく正門です。みんなこのゲートの前で靴を脱いで、ここからは裸足であるきます。


日本の仏教寺院でも、時々ありますが、ミャンマーの寺院は、基本的には裸足で入ります。

みんな靴を脱いだら、それを入り口に置くか、手で持って参拝します。

そしてゲートをくぐって少し歩くと大きい広場みたいな場所にでるので、そこがチャイティーヨーです。


山頂ということで、風も強く肌寒い中、写真のようにたくさんの人がいました。中には、ビニールシートやゴザを持ってきて、座りこんでいる人も大勢いました。こんな寒い中、座り込んで、何をするわけでもなく、山頂での時間を過ごすのが、ミャンマーのスタイルなようで、持ってきたお弁当を食べたり、携帯でゲームをしたり。それぞれが思い思いに山頂での時間を過ごしていました。

そして、そんな人たちの間をすり抜けて広場を通過すると、そこには念願のゴールデンロックが!!


近くで見るとものすごい迫力で、本当に今にも落ちそうな岩でした。

ちなみにこの岩が落ちない理由としては、

『ゴールデン・ロックの上のパゴダ(仏塔)に納められているブッダの聖髪がバランスをとっているためこの岩は落下しない。』

と言われているそうです。

髪の毛で岩をコントロールできるなんて、仏陀さん、さすがです!!

さて、ヤンゴン行きの帰りのバスの出発が13時半だったので、12時過ぎには山頂を後にしようと思いました…

しかし、帰りのトラックが中々きません。

やっと来たと思っても、トラックはチョー満員。

一応列には並んで待っているものの、トラックが到着すると、みんな自力でトラックをよじ登り、座席を目指します。


なんだかインドの電車の光景に似ています。

もちろん、お坊さんだって例外ではありません。

この厳しい競争に勝ち抜かないとトラックに乗れないのです。

自分が見た中では、何度もお坊さんが列の横からトラックによじ登っていました。

そんなわけで自分もトラックによじ登ります。


しかし、トラックはたくさんの人が乗っていて、座席はなかったので、座席の後ろの隙間が自分の座席になりました。


キンプンまでの帰り道は、当然、下り坂だったのですが、坂が急すぎてジェットコースターみたいでした。

そして、トラックに揺られること約40分、ふもとのキンプンに着きました。

そして、13時半発のバスに乗り込み、ヤンゴンを目指します。

ヤンゴンに着いたのは、18時頃でした。


今回の旅ですが、早くも4日目。しかし、4日目にして、今日が今回の旅で初めての宿泊です。

ここまでは、スケジュール的に余裕がなかったので、車中泊や空港泊だったので、今日はしっかりお風呂に入って汗を流したいと思います。

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