To border!!
- Daishi Torihara
- 2017年8月6日
- 読了時間: 4分
旅の朝は早いもので、この日も朝は4時過ぎに起床。 さて、今日の予定は、まずラホールの名物バドシャヒモスクを見て午前中のうちにインドとの国境ワガへ。 国境を越えて、インドに入ったら国境近くの街アムリトサルで、宿と電車のチケットをとります。 その後、再びワガの国境に戻ってフラッグシップパレードを観戦して、アムリトサルに戻り就寝の予定。 まずは、みんなで今日の予定を確認して、6時半にはホテルを出発しました。 そして、リキシャーでバドシャヒモスクへ移動します。

リキシャーの代金は、120ルピー。約120円。 バドシャヒモスクは、ラホールの名所で、その壮大さはあの有名なインドのタージマハルにも劣らない という噂だったので、ぜひ訪れてみたいと思っていました。 他にもラホールにはラホール城という有名な場所がありますがラホール城ではなく、バドシャヒモスクに行こうと思った理由は、単純にバドシャヒモスクが無料なのに対して、ラホール城は500ルピーかかるから。
パキスタンでの500ルピーは、500円なので大した額ではないように感じるけど、昨日の宿代が1人300ルピーぐらいだったことを考えると実は結構な金額なんです。 宿から20分ぐらいでバドシャヒモスクのゲートに着くとセキュリティチェックを受けてモスクの敷地内へ。

写真はセキュリティチェックで仲良くなったおじさん。

ゲートをくぐって5分ほど歩くと再びゲートがあるので、そこをくぐると、いよいよバドシャヒモスクが見えます 写真がそのゲートです。

…のはずが、 なんと、入場しようと思ったら 『500ルピー︎』 と言われました。 『話がちがーう︎ これは、絶対にボッタくられてる︎』 と思いましたが、よくよく話を聞いてみると 自分達が今いるゲートはラホール城のゲートとのこと。 つまり、どこか途中で道を間違えてしまったわけですね。 それならば、引き返してバドシャヒモスクの入口に向かえばよかったのですが いつの間にか同行者の1人が気配を消して お金を払わずにラホール城のゲートを通過していました。 まるで、忍者のよう。笑 チケットを見せずにゲート通れるとかすごい。 そこで、自分たちは彼を追いかけるために
2人分のチケットを買って再びゲートに行きました。 そしたら、今度は、さっき通過した同行者の分もチケットを買ってこいと言われました。 なーんだ、バレてたのねー。 結局、3人分のチケットを買ってラホール城に入りました。 本当は、ラホール城、入る予定ではなかったんだけど、そんなゴタゴタの最中にパキスタン人の3人組と仲良しに︎!! そして、急遽、その3人組がラホール城を案内してくれることになりました。

写真はラホール城の排水システム。
当時は、写真手前のくぼみから中心に向かって水が流れていて噴水のような施設だったそう。
他にも色々教えてもらったけど、1番印象に残ったのは、城内にある牢獄の話。 ラホール城内には落とし穴のように深い牢獄があって、昔、犯罪を犯した人は、この穴の中に食事も与えられずに落とされたんだとか。 いつの時代も悪いことをしたら、罰が待っているワケですね。 仲良くなった3人組にラホール城を案内してもらった後は、待望のバドシャヒモスクへ。 モスクは一言でいうと

メッチャ、デカかったです︎!! しかも、タージマハルより人も少なかったので、 とてもサクサク見ることができました。 そして、びっくりしたのは展示されていたイスラム教の聖典コーランを見たときです。 コーランにも色々とあるみたいですが、ここに飾られていたコーランは何と文字が書いてあるのではなく、縫いつけてあるんです。

この一文字一文字を縫いつけて作っていく手間を想像すると、一冊のコーランを作るのにどれだけの時間がかかったんだろうと思いました。 こういったことが分かったのも3人組が解説してくれたおかげです。 感謝、感謝。 さて、そんな楽しい時間を過ごしていたら時間はあっという間に過ぎて、気がついたら9時半。 早く国境に向かわないと今日もフラッグシップパレードを見ることができません。 そんなワケで、3人組ともここでお別れ。 と、思いきや、3人組が国境まで送ってくれるとのこと。 ありがとうー︎!! そして、ラホール城からリキシャーに乗ること40分。 そして、国境に着きました。

なんとリキシャー代も彼らが負担してくれました。値段は500ルピー。約500円。 パキスタン人の、おもてなし精神には、本当に驚かされます︎ しかし、残念ながら、ここで3人組とは本当にお別れです。


ありがとう☆ パキスタン → インド国境編は次回のブログで︎報告します!!
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